2024.01.12 論文・書籍

植物が病原細菌を手懐ける仕組みの一端を解明(峯班の共同研究成果)

植物は微生物を認識すると防御応答の一つとして活性酸素を産生します。本研究では、植物が産生する活性酸素が、細菌の病原性発現に関わるタンパク質分泌装置の働きを抑え、ともすれば病原体になりかねない細菌との共存を可能にしていることを発見しました。華中農業大学の津田さんとの共同研究成果です。是非、ご一読ください!

Commensal lifestyle regulated by a negative feedback loop between Arabidopsis ROS and the bacterial T2SS

Nature Communications volume 15, Article number: 456 (2024)

https://www.nature.com/articles/s41467-024-44724-2